介護業界では今後深刻な人手不足が予測されており、厚労省によると2025年には介護職員が約32万人、2040年には約69万人が不足すると言われています。つまり、今後は人材の穴埋めをしようにも、それが非常に困難になります。
そうなると、採用だけでなく職員の定着にも力を入れる必要があり、そもそも退職されない仕組みが必要です。
では、職員が長く勤めたいと思う施設はどのような施設でしょうか。
その1つには従業員にとって「働くことに不安がない施設」、つまり、働きやすい施設が挙げられます。
介護施設では様々な不安が日々職員の周りを取り巻いています。例えば、人間関係の不安や家庭事情と働き方の不安、介護の処置が正しいのかわからない不安、医療的な判断を下す不安など、業務を遂行する上で従業員の負担になってしまうことが多数あります。
業務遂行上での連続的な不安は、離職・休職に繋がります。
そのため、どこかで不安を吐き出す場所、そもそもの不安を軽減するための仕組みなどがなければ職員の離職防止はできません。かといって、それらを施設長や他の職員に任せるのは難しい現状があります。
本セミナーでは、メンタルヘルスの観点から職員の不安を軽減し、どう働きやすい施設づくりを行うかを、株式会社Smart相談室のプロダクトマーケティングマネージャーで認定心理士でもある、石田昂之氏をお迎えし、事例を交えつつ解説いたします。
開催概要
開催日 2023年11月7日
開催時間 18:30 – 19:30
参加方法
本セミナーはZoomで配信いたします。 お申込時に記入頂きました氏名・メールアドレスへお申込者様専用の視聴URLを発行いたします。
対象者
- 介護施設における運営担当者/責任者の方
- 介護施設、社会福祉法人などにおける、経営層、人事・労務、社内相談窓口を担当されている方
- 介護施設、社会福祉法人などでのマネジメント層の方
登壇者
株式会社Smart相談室
プロダクトマーケティングマネージャー/認定心理士
石田昂之 氏
大学で臨床心理学を専攻後、新卒で設備機械メーカーに従事。その後輸入貿易会社を立ち上げ複数ブランドの日本チームの立ち上げを行う。メンタルヘルスのバランスと業務効率についての課題を解決するための”相談の文化”の必要性を感じ、Smart相談室に参画。
ドクターメイト株式会社
マーケティンググループ ユニットリーダー
髙橋信太郎
人事コンサル会社にて、コンサルタントや研修講師を担当しながらマーケティング組織の立ち上げを行う。日本を支える介護業界の支援をするためにドクターメイトに参画。現職ではコンテンツ企画、セミナー企画などを担当。