
〜介護施設の夜間医療体制の強化・職員の負担軽減・採用改善に貢献し、国内NO.1の実績〜
介護事業所向けに医療ソリューションを提供するドクターメイト株式会社(代表取締役・医師 青柳 直樹)は、主力サービスである介護施設向け「夜間オンコール代行™」における累計相談実績が、2025年4月をもって10万件を突破したことをお知らせいたします。
「夜間オンコール代行™」は、介護施設の夜間における入居者様の体調変化に対し、看護師が電話を通じてリアルタイムで相談に応じるサービスです。介護職員の方々だけでは判断が難しい医療的な対応について、看護師、また医師が的確なアドバイスを行うことで、不要な救急搬送の削減、入居者様の健康維持、そして何よりも夜勤に従事する職員の方々の精神的・身体的負担の軽減に貢献してまいりました。
・10万件突破の背景と意義
高齢化が急速に進む日本において、介護施設における夜間の医療体制の確保は喫緊の課題となっています。特に夜間は、医療スタッフが不在となる施設も多く、入居者様の容体が変化した際の対応は、夜勤の介護職員や、オンコール待機をする看護職員の方々に大きなストレスと負担がかかっていました。
介護職員の数は、介護保険制度の創設以来初めて減少(※1)し、介護施設における人材の離職は、採用コストの増加に繋がるため大きな経営課題となります。そのため介護施設で安定した運営のためには、勤めている職員が負担が少なく安心して働き続けられる職場環境づくりが大切です。
ドクターメイトは、この課題解決を目指し、2020年より夜間オンコール代行サービスを提供してまいりましたが、お陰様で介護施設向けの夜間オンコール代行™サービスでは導入実績国内NO.1(※2)となります。4月現在、全国1000以上の介護施設様へ導入いただき、今回の累計相談実績10万件突破も、本サービスが介護現場のニーズに応え、広く信頼を得ている証であると考えております。
これにより夜間オンコールの業務による負担やストレス軽減が改善し、ある介護施設では「オンコール無し」の募集により、人材不足などで採用が難しい20、30代の正看護師を採用ができるようになりました(※3)。
今後も夜間オンコール代行™サービスは、国内の少子高齢化の進行と比例し、需要は高まると見られます。これからも介護施設の医療体制、職員の負担軽減、人材不足などの課題を解決し、医療と介護のしくみ創りに貢献して参ります。
※1 厚生労働省 令和6年12月25日発表資料「介護職員数の推移の更新(令和5年分)について」より
※2 介護施設・老人ホームに勤めいている・勤めていた方1000名を対象に調査
調査企画:ドクターメイト株式会社
実査機関:クロス・マーケティング
調査期間:2024年11月1日〜2024年11月2日
※3 詳細はこちら:https://doctormate.co.jp/case/kanagawa-yokohamahazawa
・夜間オンコール代行™サービスの概要
全国の入居型介護施設で業務として実施されている夜間オンコールの対応を、施設看護師に代わって、全国のドクターメイトの看護師(夜間オンコールナース)が代行します。
介護施設の夜勤者から受けたご相談内容について、電話でアドバイスをするだけでなく、切電後すぐにアドバイス内容をレポートとしてまとめて、メールやFAXでアドバイス情報をご提出いたします。
レポートには電話時間・質問内容・アドバイス内容などが詳細に記載されているため、夜間帯に起きたことを施設職員全員で把握できる申し送り情報となり、救急搬送対応が必要となった場合にも、搬送依頼をした理由がレポートにまとめられているため、救急隊員へ伝える情報の取りまとめ作業を削減することができます。
ドクターメイトの夜間オンコール代行™サービスは、施設ご入居者様の急変時・異変時の対応だけでなく、医療者に聞きたくても、敬遠してしまっていたような些細な疑問に対しても、何度でも・気兼ねなく、質問が可能なことから、介護業界に勤めて間もない職員のケーススタディ(教育ツール)としても活用することが出来ます。
夜間オンコール代行™サービスを活用することによって施設の医療体制がさらに充実し、通院数・入院数・救急搬送数の減少や看護師採用にも有利に働くほか、属人化しやすい業務の仕組み化、経験の浅い若手職員のスキルアップにも貢献して、継続可能性の高い安定した介護施設運営のサポートをします。
URL:https://doctormate.co.jp/oncall
・今後の展望
ドクターメイトは、今回の10万件突破を一つの通過点とし、今後もより多くの介護施設様にご利用いただけるよう、安心してご利用いただけるようサービス品質の向上に努めてまいります。
また、蓄積された相談データを分析・活用したソリューション開発を視野に入れ、医療と介護における課題解決に貢献して参ります。
・ドクターメイト株式会社 代表取締役・医師 青柳直樹のコメント
この度、夜間オンコール代行サービスの相談実績が10万件を突破できたことを、大変光栄に思います。これもひとえに、本サービスをご利用いただいている介護施設の皆様、日々奮闘されている介護職員の皆様、そして相談に応じてくださる医師の皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。
私たちは、これからも介護現場の声に真摯に耳を傾け、医療と介護の連携を強化することで、日本の介護が直面する課題解決に貢献してまいります。