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高齢者のポリファーマシー 特養の施設長が気をつけるべきことは

ポリファーマシーは、多くの薬剤の服用していることで、副作用が起こったり、薬剤の服用がうまくできなくなっている状態を指します。全国の保険薬局における処方調査によると、65~74歳の3割及び75歳以上の4割でそれぞれ5種類以上の薬剤が処方されています。

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保険薬局585施設を対象とした調査では、「薬物有害事象(副作用)のリスクが期待される治療効果を上回るため、使用を特に慎重に検討すべき薬剤」の処方が高齢者の約1/4でみられ、ベンゾジアゼピン系催眠鎮静薬/抗不安薬や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が多く使われていることがわかっています。 また、一般病院の外来で慢性疾患を治療中の65 歳以上の患者において、一般用医薬品やサプリメントの定期的な使用は約1/3 にみられ、そのうち、それらの使用を医師に伝えていたのは約30%に過ぎなかったことが報告されています。

また、75 歳以上の在宅療養患者及び特別養護老人ホーム入所者を対象に1か月間の 処方調査(頓服の内服薬を含む)を行ったところ、それぞれ約6割及び約4割で6種類以上の処方がみられました。よく使われている「薬物有害事象(副作用)のリスクが期待される治療効果を上回るため、使用を特に慎重に検討すべき薬剤」については、催眠鎮静薬、利尿薬及びH2 受容体拮抗薬が多く見られました。

特別養護老人ホームにおけるポリファーマシー対策

ポリファーマシー対策として、現在服用している処方の確認・見直しを行います。施設において減薬するためには、看護・介護職のモニタリング支援が必要になるため、定期的な勉強会や日々の業務において、薬物療法に関する積極的な情報提供を行うとともに、ポリファーマシーに対する施設の基本方針を策定、共有することが望ましいでしょう。

厚生労働省 高齢者の医薬品適正使用の指針

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