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高齢者の転倒や骨折 多剤併用や睡眠薬、意図しない体重減少が関連~大阪府の高齢者対象の大規模調査より

大阪公立大学大学院医学研究科整形外科学の岩前真由病院講師らによる研究グループは、高齢者の脆弱性骨折や転倒は、「複数の薬を同時に服用している状態」や「ダイエットなどの意図がないにもかかわらず体重が減ってしまう状態」といった、改善可能な要因と関連していることを大規模調査の結果、確認したことを発表しました。

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転倒の関連因子「睡眠薬の使用」「多剤併用」「意図しない体重減少」

同研究グループは、大阪府在住の高齢者(60歳以上)4,967名を対象にオンラインアンケート調査を実施、脆弱性骨折および転倒に関連する要因を横断的に解析しました。

その結果、脆弱性骨折については「女性」「多剤併用」「転倒歴」「意図しない体重減少」がそれぞれ独立して関連していることが明らかになりました。

転倒については、「睡眠薬の使用」「多剤併用」「意図しない体重減少」が関連因子として示されました。

大阪公立大学 プレスリリースより

一方で、これまで議論の分かれていた身体活動については、脆弱性骨折・転倒のいずれとも関連は認められませんでした。また、身体活動は健康関連QOL(生活の質)の向上には有意に寄与しており、健康維持の観点から重要な役割を果たすことが示唆されました。

この調査結果について、同グループでは、薬剤調整や栄養介入を含めた包括的な予防戦略の重要性を示唆。また、身体活動は骨折・転倒予防とは異なる観点から、健康QOL向上のために推進すべきであると考えられる、としています。

大阪公立大学 プレスリリース 「脆弱性骨折や転倒に関連する生活習慣因子を特定~大阪在住高齢者4,967人の大規模調査で明らかに~」

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