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特定の職員に対して、無視をする、介入を拒否する等の態度が始まりました【精神科医療養指導事例】

ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」の相談事例をご紹介します。

特定の職員に対して、無視をする、介入を拒否する等の態度が急に始まりました。今後、居室に閉じこもりになったり、食事も拒否されるようなことが起きないか心配しています。拒否された職員の精神面へのフォローも必要な状態です。

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精神科医からのアドバイス

防衛機制について

人は不快な感情から自分を守るために『防衛機制』という働きを持っており、ストレス下などでは、他者や状況を「良い/悪い」「味方/敵」のように極端に二分して捉える形で現れることがあります(防衛機制の一つの分裂と呼ばれます)。

今回のご利用者様についても、この防衛機制で安定を保っている可能性が考えられます。ターゲットとなる職員は今後変わる可能性があり、その職員の方が個人的な問題から拒否されたと考えないことが肝要です。

対応方法について

・複数の職員で対応する
担当職員を変更する、または複数の職員で対応することで、特定の職員への拒否感を和らげるとともに、対応方法を統一したケアを提供できるようにしていただくとよいでしょう。対応職員をローテーションで交代させることで、ターゲットが特定の一人に集中しないようにすることが重要です。

・個人攻撃と受け取らない
拒否や攻撃は個人に向けたものではなく防衛機制に基づくものであるため、個人攻撃と受け取らず、冷静に対処していただくとよいでしょう。感情的な反応を避けて冷静に対応することが、ご本人の不安や緊張の軽減にもつながります。

(この記事は、ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」で行われた相談をもとにドクターメイト編集部で編集したもので、相談ならびに回答は一例となります)

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