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帰宅願望があり、ここ1ヶ月で頻度が多くなっています【精神科医療養指導事例】

ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」の相談事例をご紹介します。

帰宅願望があり、衣類や荷物が入ったカバンを持ち歩かれています。特に夕方に落ち着かないことが多く、ここ1ヶ月で頻度が多くなっています。夜間も居室前に座ったり、頻回に出てこられることがあるので困っています。

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精神科医からのアドバイス

症状が増悪している理由

以下のような可能性があると考えられます。
・入居当初はまだ帰宅できると認識されていたのが、いつまでたっても帰れないことで悪化した
・認知症の進行
・脳梗塞の既往ある方など、血管性の認知機能の低下があると、時間帯や体調により症状が増悪することもある

環境調整について

環境面の変化に順応されていない可能性もあるため、居室に居心地が良くなるような物を取り入れてみるのはどうでしょうか。例えばご本人がご自宅で気に入っていた椅子など慣れ親しんだ物や、新聞や興味のあったスポーツ雑誌など居心地が良くなるような物など、お手軽な物から試してみるといいかもしれません。

帰宅願望・徘徊への関わり方について

「落ち着いてください」「帰れませんよ」など真正面からぶつかるような声かけは逆効果になります。「どこの家に帰るんですか?」「誰か待っているんですか?」「もうしばらく準備したいので、お茶でも飲んで待ってもらえませんか」など、帰る・帰らないではなく、少し話を逸らしたり、一息つけるような声掛けが効果的です。

(この記事は、ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」で行われた相談をもとにドクターメイト編集部で編集したもので、相談ならびに回答は一例となります)

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