
ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」の相談事例をご紹介します。
毎日不眠傾向にあり、鏡や窓ガラスに映った自分と大声で会話をしています。また、鏡に映った自分を娘と思い込み、自分が動いて鏡から姿が見えなくなると、娘さんを探しに居室の出入りを繰り返したり、他の入居者居室のドアを開け閉めする行為もみられます。 日中はリビングにて穏やかに過ごされることが多いです。
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精神科医からのアドバイス
認知症の進行により、鏡に映った自分を「知らない人」と感じ、不安になることがあります。否定せず、安心できる声かけを行いましょう。そして、必要に応じて原因となる鏡を覆う・位置を変えるなど環境を整え、落ち着ける場所へ誘導してあげましょう。
徘徊への対応について
徘徊と捉えられる行動にはさまざまものが含まれるため、まずその行動の性質や理由・原因を考え対処する必要があります。また、徘徊しているときは切迫した気持ちになっていることが多いため、安心してもらえるようにはたらきかけることも大切です。
関わり方について
日中はできる限り体を動かすよう促しているのは素晴らしいです。そのまま継続いただくと良いでしょう。その他の対応としては、「落ち着いてください」といった声かけは逆効果になることがあるため、「お茶でも飲みませんか」と一息つくように誘導してみるのも良いでしょう。カフェインを含まない温かい飲み物(白湯や牛乳等)や麦茶などを提供してみるのも良いかもしれません。
(この記事は、ドクターメイトの「オンライン精神科医療養指導」で行われた相談をもとにドクターメイト編集部で編集したもので、相談ならびに回答は一例となります)
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