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オミクロン株 介護職の自宅待機期間 短縮の条件は?

医療・介護職は4~5日目の検査で2回とも陰性ならば待機期間の解除が可能に

医療・介護職などのエッセンシャルワーカーの濃厚接触者については、検査陽性者との最終接触から4日目と5日目に24時間以上あけて抗原定性検査キットを用いた検査を行い、2回とも陰性をならばその時点で待機期間の解除可能としています。

ちなみに濃厚接触者と判明した時点でPCR検査を行って陰性だったとしても偽陰性の可能性があるのは前述の通りですし、抗原定性検査はPCR検査よりもさらに感度は低いのですが、エッセンシャルワーカーに関しては事実上この点は黙認する運用と言えます。

なお国立感染症研究所によると、検査陽性者との最終接触から7日間経過以降でも発症リスクは5%程度残っているものの、10日目までの健康状態の確認、または検査を組み合わせでリスクまで下げることが可能としています。

陽性者の濃厚接触者が同居家族の場合の取り扱いも明文化

事務連絡では2月2日付の一部改正で検査陽性者の濃厚接触者が同居家族の場合の取り扱いについて新たに記述が加わりました。これはすでに保健所などが現場で行っていた運用を明文化したものです。

まず、検査陽性者の同居家族はほぼ確実に濃厚接触者になりますが、その待機期間は陽性判明時点、あるいは家庭内でマスク着用、手洗い・手指消毒の実施、物資などの共用回避などの感染対策実施開始時点のいずれか遅い日から7日間と記述しました。そして家族内で新たな検査陽性者が発生した場合、その時点から新たに7日間のカウントを始める旨も記載されています。

実はこの点は自宅待機を求められる濃厚接触者からは不満が指摘されている部分です。例えば4人家族の場合、誰か1人が検査陽性で残り3人が濃厚接触者で検査陰性だった場合、検査陽性者の陽性判明から7日間の自宅待機が必要です。ここまでは当然なのですが、もし陽性判明から3日目に濃厚接触者3人から1人でも検査陽性者が出れば、その時点から7日間のカウントをやり直さなければなりません。つまり家族4人が時差がある形で検査陽性になった場合、家族内には最悪1カ月程度自宅待機を強いられる人が出てくるということです。この点は今後運用の改善ができるかが注目されるところです。

詳しくはこちら
https://www.mhlw.go.jp/content/000892312.pdf