24 日中医療相談 夜間オンコール代行™
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導入から半年で看護師5名の採用に成功|特別養護老人ホーム   愛知県 輪中の郷

  • 施設種類 特別養護老人ホーム
  • 課題 医療体制の強化待機看護師の負担が大きい看護師採用

ドクターメイトの日中医療相談・夜間オンコール代行™サービスをご活用頂いている施設の中から、導入前の課題と導入後の効果をうかがうインタビューコンテンツ。
今回は愛知県弥富市の「特別養護老人ホーム 輪中の郷」施設長の伊藤様、現場責任者課長の伊藤様にお話をうかがいました。

輪中の郷
私たちは「安全・安心・信頼」を心がけ、敬愛の念と謙虚な心を持ち、誰もが自分らしく生きがいを持って生活していただけるように援助します。また、福祉サービスの担い手にふさわしい豊かな人生観を持って、専門的知識と技術の向上を図り、質の高いサービスを提供します。

<導入前の課題

オンコールと看護師の採用難で看護師が疲弊

ー導入前のご様子を教えてください

伊藤施設長:
オンコールの回数は、毎月10回いかない程度だったと思いますが、看護師の夜間待機負担が大きくなっていました。夜間オンコールに関するマニュアルは用意していましたが、必要ないオンコールもあり、人によってオンコールするしないの判断がバラバラで、オンコールをかける側も受ける側も判断が属人化している状態でした。
日中は嘱託医にもご協力いただいていますが、専門分野の問題から相談の幅が限られていたので、とりあえず病院に受診するケースもありました。また、介護職員から看護師に相談するときの基準も属人化していました。

ー看護師の採用についてはいかがでしたか?

伊藤施設長:
看護師の人数は規定ぎりぎりだったので採用を進めたかったのですが、かなり苦戦していました。
クリニックと高齢者施設では給与や待遇面で違いがあることに加え、高齢者施設で働きたい人はどちらかというと落ち着いて働きたい人が多いです。そのため、夜間待機がネックになってうまく採用が進みませんでした。

職員の負担軽減のために日中医療相談と夜間オンコール代行™️を導入

ードクターメイトのサービスを初めて知ったとき、どう思われましたか?

伊藤施設長:
夜間オンコール代行™️について聞いたときは、現場の疲弊が明らかで、管理側としては何らかの対応を取らないといけない状況でした。ドクターメイトはパート職員1人分だと考えると問題ないのではないかと思いました。

ーオンコールを外部に委託したり、日中医療相談でアプリを使ったりすることなど、抵抗はなかったですか?

伊藤施設長:
こだわりがある人はいると思いますが、今の若い人は外部の方が話しやすかったり、使いやすかったりするみたいです。これからはこういったサービスを使った方がいいと思っています。

ー夜間オンコール代行™️の導入は職員の方の負担軽減を目的にしたものだと思いますが、ほかに期待していたことはありますか?

伊藤施設長:
1番は職員の負担を減らすためですが、夜間帯の医療体制の強化にもつながると思っています。家庭の事情などもあるので、施設看護師ではできないこともありました。それがなくなり、医療体制がより強固になることを期待しています。
施設看護師にオンコールする時は、「〇〇さんが」と伝えると詳しく説明しなくても大体伝わるので、報告が雑になりがちでした。それが外部の方に状況を説明するとなると、正しく伝えるには順序立てて説明する必要があります。ドクターメイトでは1問1答でヒアリングするということだったので、介護職員の対話能力を上げてもらえそうだとは考えていました。職員のスキルアップ、コミュニケーション能力の向上についても期待しています。

<導入後の変化>

看護師採用が大成功

ー導入後、職員の皆様に何か変化はありましたか?

伊藤施設長:
看護師にとってはやはり夜間オンコールがなくなったことで負担は減ったようです。
施設看護師へのオンコールがほとんどなくなり、気持ちの余裕が出てきたからなのか、さらに職員間のコミュニケーションがスムーズになったと感じています。
今まで見えなかったところが見えるようになってきた結果、ケアの品質向上の兆しを感じています。

ー看護師の採用状況はいかがですか?

伊藤課長:
採用状況も大きく改善しました。
導入してから半年で5人採用することができました。「夜間待機なし」と打ち出したことが大きな要因だと思っています。結果、看護師が今まで以上に周りに配慮してくれるようになってきました。

日頃からのコミュニケーションで新ツールもうまく浸透

ー職員全員に日中医療相談や夜間オンコール代行™️を活用してもらうために、何か工夫されましたか?

伊藤課長:
私が各職員を集めて使い方を説明して、1度使ってもらう、その後は職員間で共有する形を取りましたが、思っていた以上に円滑でした。当施設は好奇心が旺盛な職員が多く、積極的に取り組んでくれました。
日頃からコミュニケーションを活発的にとっており、休憩中の職員交流スペースで新しいサービスの導入について相談したりしています。こういったこともスムーズな定着の理由だと思います。
また、ドクターメイトから「外国人の方でもわかるぐらい丁寧に対応します」と言っていただけたことも大きな要因でした。
日中利用相談も、使い方がわかるととりあえず使ってみようと利用が一気に進みました。

ー導入の準備は手間でしたか?

伊藤課長:
それほど手間はかかりませんでした。最初はドクターメイトの方でご用意していただいたマニュアルをファイルにまとめて、誰もが見やすい状態にしました。

医療のプロに相談できる安心感

ー日中医療相談や夜間オンコール代行™️の魅力は何でしょうか?

伊藤施設長:
介護現場で生じる医療的な判断は、介護職員には難しいことがあります。そこを日中医療相談や夜間オンコール代行™️を使えば「医療のプロがこう言っている」という安心のもと、介護職員は状況を判断してケアができるようになります。
逃げるわけではないですが、餅は餅屋、医療のことは医療のプロに相談するのが1番です。介護をする上で、日中医療相談や夜間オンコール代行™️は心強く感じています。

伊藤課長:
サービスの内容自体も、思ってた以上に丁寧に対応してくれて、誰でも電話しやすいのがよかったです。ちょうど特定技能の実習生がいたので、その子たちも使えるというのはいいなと思いました。導入のサポートもとても魅力だと思います。適切に対応していただき、楽に定着が進みました。

不安はすべて解消!やってみないとわからないことは多い

ー最後にドクターメイトの導入を検討されている施設様にコメントをいただきたいです

伊藤施設長:
うちの施設にも「ドクターメイト入れてるって聞いたんですけど、どうですか?」っていう問い合わせが何件かありました。「本当にめちゃめちゃ楽ですよ」「看護師の負担を減らせる」と答えています。
新しいサービスの導入は難しい部分もあると思いますが、あまり悩んでいても仕方ないと思います。
どうしても、やってみないとわからないところは多いですが、実際にやってみたら、最初の不安はすべて解消できました。だから他の施設も、積極的に試してみたらいいと思います。

ーありがとうございました。