東京都は令和6年度予算案で、介護職員・介護支援専門員居住支援特別手当事業として介護サービス事業所の介護職員、介護支援専門員に対し、月額1〜2万円を支給する予算案を提出しました。介護職員等の処遇改善のため、国が必要な見直しを講じるまでの間、地域差が大きく、生活の 基盤である住居費などが高いことに着目し、介護職員や介護支援専門員に対して居住支援特別 手当を支給する介護保険サービス事業所を支援するもので、介護サービス事業所の介護職員、介護支援専門員 (常勤及び非常勤職員(週20時間以上勤務))を対象に月額1万円 、勤続5年目までの介護職員にはさらに1万円が加算されます。
令和6年度予算案ではその他に、DXをはじめとする生産性向上の取組を推進するリーダー職員を配置・育成して手当の支給を 行う事業者を支援することで、介護事業者が生産性向上に継続的に取り組む体制を確保する目的で、リーダー職に対する手当、IT資格の取得経費等を年間50万円、各法人最大2名まで補助する介護DX推進人材育成支援事業などが新たな政策として提示されています。
【関連トピックス】
【ニュース解説】東京都 要介護度の維持・改善に取り組んだ事業者に最大40万円の報奨金
【関連資料】
2025年問題2040年問題 理解するために知っておくべき8つのデータ
【2023厚労省最新データ】特別養護老人ホーム 地域密着型特別養護老人ホーム 経営・加算獲得状況データBOOK