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老健・特養における常勤看護職員の離職率 3年前と比較してわずかに改善~神奈川県 看護職員就業実態調査<daily news pickup 3月9日>

神奈川県は県内の介護老人保健施設、特別養護老人ホームを対象に、就業状況について調べた「令和3(2021)年度 看護職員就業実態調査」の調査結果を公表しました。

常勤看護職員の離職率 特養で21.6%、老健で14.6%

常勤看護職員の離職率について、介護老人保健施設では14.6%で平成31/令和元年度に実施した前回調査と比較して2.5ポイント減、特別養護老人ホームでは21.6%で同0.3ポイント減でした。

看護職員の経験者採用における、再就業までの未就業期間について、介護老人保健施設では、1年未満(未就業期間なしを含む)が42.0%(前回調査59.7%)、1年以上3年未満が4.4%(前回調査11.1%)。特別養護老人ホームでは1年未満(未就業期間なしを含む)が42.2%(前回調査64.6%)、1年以上3年未満が5.2%(前回調査5.0%)と、3年以上のブランクがある看護職員の採用割合が相対的に増加していることが分かりました。

勤務体制について、「日勤(1勤務帯、多勤務帯)に夜間オンコール待機あり」を実施している施設の割合は、老健で8.8%、特養で79.7%でした。

神奈川県「令和3(2021)年度 看護職員就業実態調査(老人保健施設・特別養護老人ホーム)」
をもとにドクターメイトで作成

神奈川県「令和3(2021)年度 看護職員就業実態調査(老人保健施設・特別養護老人ホーム)」

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