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特養の退所者 約7割が「死亡退所」 看取り対応の重要性高まる

株式会社TRデータテクノロジーが全国約4.2万ヶ所の介護施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院、グループホーム、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅)を対象にした退去(退所)者の退去(退所)先データの集計結果を公開しました。

全体では施設内で亡くなる「死亡退所(退去)」が最も多い48%を占め、約24万人が該当しました。これに医療機関の28%、特養等の他の施設が12%と続きました。施設タイプ別では、死亡退去(退所)の割合が特養の70%が最も高く、12.6万人が該当しました。他に、介護付および住宅型が5割前後と高く、サ高住4割、グループホーム3割の結果となり、これらの民間施設合計で約10.2万人がホーム内で亡くなっています。老健は在宅復帰が目的の施設のため、医療機関や自宅へ退去が多い結果となりました。

株式会社TRデータテクノロジー プレスリリース より

住宅型有料老人ホームでの死亡退去者の割合が増加している原因について、住宅型で主にガン末期患者を対象にした「ホスピス型ホーム」が急増しており、こうした在所期間が短く、且つホーム内で看取りを行う事業モデルの拡大が本結果にも影響していると思われる、と同社では分析。看取りの重要性が高まっていることがデータからも分かりました。

株式会社TRデータテクノロジー プレスリリース

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