夜間オンコール代行™
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「将来の人材不足」に備え、ドクターメイト導入で働きやすい職場作り|特別養護老人ホーム   北海道 石狩希久の園

  • 施設種類 特別養護老人ホーム
  • 課題 介護職員の成長待機看護師の負担が大きい

ドクターメイトの夜間オンコール代行™サービスをご活用頂いている施設の中から、導入前の課題と導入後の効果をうかがうインタビューコンテンツ。
今回は北海道石狩市の「特別養護老人ホーム 石狩希久の園」施設長の西本様にお話をうかがいました。

石狩希久の園
当ホームは「プライバシーを大切に」をモットーに設計され、隅々までいきとどいたきめ細かい配慮がなされております。
みなさまが集う食堂、ディルームは広さを十分に取り、人と人の温かいふれあいを創造します。
最新の設備を取り入れた浴室やトイレは、その機能だけでなく、落ち着きのある広さと、安心感のあるぬくもりを感じさせてくれます。
さらに広い土地を活かし、施設全体がゆったりとした平屋造りになっております。

<導入前の課題>

看護師の離職で夜間オンコールの負担増

ー導入前のご様子を教えてください

西本さん:
複数の看護師が離職してしまい、採用を進めていました。しかし、夜間オンコールがネックとなり、うまく採用が進められていない状況でした。結果、夜間オンコールを3名で回していましたが、そのうち1人は時短対応だったので、オンコールを月8回担当する看護師も出てきてしまっていました。中には1週間オンコール用の携帯を持って帰る看護師もいました。少しでも看護師の負担を軽減するために、バイタル計測などの業務を介護側で担当するようにするなどの工夫はしていましたが、それでも看護師の負担はかなり大きい状況でした。

ードクターメイトを初めて知ったきっかけを教えてください

西本さん:
郵送のリーフレットで初めてドクターメイトの存在を知りました。それ以前に、提携している病院にお願いしたことがあったのですが、その時は無理だと断られました。そんな経緯もあったので、ドクターメイトのようなサービスがあるならぜひ検討したいと思いました。

利用者を知らないのにオンコールが受けられるのかが懸念

ーオンコール代行の利用を検討する際、どのようなことが不安でしたか?

西本さん:
施設の看護師からは、ご利用者の姿が頭の中でイメージできないとオンコールの対応は難しいと聞いていました。実際に、施設現場でも中途採用した看護師には2~3ヶ月経ってからオンコールをお願いしていました。
だからこそオンコール代行で、ご利用者について何も知らない人がどのように判断・指示を出すのだろうという不安はありました。

ー看護師・介護職員の方にドクターメイトの導入について相談した際、どのような反応でしたか?

西本さん:
看護師は、その時かなりストレスフルな状況だったので、とにかく「代行してくれるのであればありがたい」という反応でした。介護職員の方は、導入に関しての不安や懸念はあまりなかったようでした。「オンコールをかける電話番号が変わるだけ」という認識だったのかもしれません。加えて、不満ではありませんが、施設の看護師にオンコールした時の指示内容が、属人化しているように感じていたこともあり、外部サービスを利用することを受け入れやすかったのかもしれません。

導入準備の負担はあまり感じなかった

ードクターメイトを導入する際に準備が必要だったと思いますが、負担はいかがでしたか?

西本さん:
私はドクターメイト導入の旗振り役として、スマホなど必要なものを準備したり指示を出したりなどしていました。導入して看護師のストレスが解消ができ人材の定着に繋がるのなら、導入準備はあまり負担だとは感じませんでした。介護職員に向けても共有された連絡先にオンコールをするように伝え、ドクターメイトの導入研修をそのまま履行するだけでした。

<導入後の効果>

看護師の負担減、介護職員の自発的な成長も

ードクターメイトを導入した感想はいかがでしょうか?

西本さん:
ドクターメイトのオンコールの指示は的確で、現場も私も不安なく利用できています。また、利用者を知らない外部の方がオンコールを受けて指示出しできるのか疑問でしたが、実際には心配していたことは起こりませんでした。ご利用者を知っている人でないとオンコールできないという先入観にとらわれていたんだと思います。
課題だった看護師のストレスも大きく減りました。現在も救急搬送、看取りなどのオンコールは施設看護師が受けていますが、事前準備をしている部分なので、全体として精神的な負担は減ったようですし、何より施設看護師が対応する頻度は大きく減りました。

ー具体的にどのような変化がありましたか?

西本さん:
以前は必要がないものもオンコールしてしまう上に、些細なことは記録に残していませんでした。導入してからは、オンコールの後に必ずレポートをいただけるので、何回オンコールをしたのか見えるようになったこともあり、不要なオンコールが減り、オンコール自体の総数が減りました。オンコールが本当に必要なのか事前に職員同士で相談をするなど連携が増えたことも総数が減った要因だと思います。
それ以外にも、オンコール先から聞かれることが平準化したため、介護職員はオンコールの前にどんな準備が必要なのかを考え、ご利用者について体調や薬など事前に確認をするようになりました。夜間のみにとどまらず、日中のご利用者の観察ポイントも、夜間オンコールの対応をきっかけに「どこを観察して記録しておくべきか」考えて残してくれるような様子もあり、職員の自発的な成長を感じています。

将来の人材不足に備えて、働きやすい職場作りの一環になった

ー管理者としてドクターメイトの導入をどう考えていますか?

西本さん:
福祉・医療の人材不足は今後加速していくと思います。そんな中で私たちは多種多様な人材が働ける職場環境を整えていかないと、運営が立ち行かなくなると思っています。目の前の課題だけを解決していく運営は考える側も疲れてきてしまいます。
私たちの目的はご利用者の生活を見守り、支援することです。そのためには既存の考え方にこだわる必要はないという思いが常にあります。10年前と今と10年先を考えた時に、必ず時代は変わっています。その変化に合わせて施設も変化していく必要があると考えており、いろいろなサービスや制度などの力を借りて、多様な人材が働きやすい職場を整えて行くことが大切だと思っています。ドクターメイトの導入はその一環です。実際、ドクターメイトを導入してからオンコールなしで看護師を募集し、すでに3名の嘱託看護師の採用に成功しました。介護施設で看護師の仕事を探している方はオンコールがあると理解されている方が多いので、面接時に「オンコールは何回ぐらいあるのか」とよく聞かれるんですが、当方は代行サービスを使っていると伝えると「そんなのあるんですね」と驚かれますね。

オンコール代行は現場のニーズが大きい

ードクターメイトの夜間オンコール代行について不安を抱いている看護師・介護職員の方々に向けて、一言をお願いします

ドクターメイトの夜間オンコール代行は現場のニーズに応えてくれるサービスだと思います。管理者からすると夜間オンコールは大した経営課題ではないと思っているかもしれません。しかし、現場からすると大きな問題になっていることも多い。たとえ今は対応できる人材が揃っていても、数年先の高齢化や人材不足など、大きな問題に発展しているかもしれません。2025年あるいは2035年問題を前に、先に起こり得る課題を見据えて先行投資をし、問題を回避する必要があると思っています。そうして安定した運営ができることは、そのままご利用者のメリットにもなります。ぜひたくさんの施設でドクターメイトを検討してほしいと思っていますし、その中でのネットワークから多くの情報を共有できることも介護業界全体を支えることに繋がると考えています。

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