「一般社会よりも行動が制限されているように感じる」83%
新潟県医療労働組合連合会は、7月に実施した介護従事者の「Withコロナにおける日常生活」のアンケート結果を公開しました。高齢者施設では、施設内でクラスターを発生させないよう、最大限の対策を行っていますが、「持ち込ませない」という意味では、介護従事者の感染対策も同様に重要視されています。
アンケートでは、新型コロナに関する行動制限について、76%が「行動制限がある」と回答。その内容については、「飲食・集会の自粛」が最も多く、次いで「県外移動の自粛」「海外渡航の自粛」と続きました。また、「一般社会よりも行動が制限されていると感じるか」という質問に対しては、83%が「感じる」と回答。介護従事者が高い緊張感の中で業務だけでなく、日々の生活も過ごしていることが明らかになりました。
介護従事者へのサポートとして国や自治体に求めることについては「減収補填」が最も多く、次いで「資材の支給」「検査環境の整備」「感染介護の報酬引き上げ」「人材支援」「感染手当の恒常化」と続きました。
新潟県医療労働組合連合会 介護労働者の「Withコロナにおける日常生活」についてのアンケート
【関連トピックス】
新型コロナ 高齢者施設のクラスターが10月後半から増加傾向に
【セミナーレポート】施設長が知っておくべき高齢者施設におけるコロナ対策の本質とは
【関連資料】