独立行政法人 福祉医療機構が3,316 の社会福祉法人を対象に2023年1~2月にかけて実施した「2022 年度特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善に関する調査」の集計結果をテーマごとに10回にわたりご紹介します。6回目は「中途採用の状況」について。
年間平均6.17人を中途採用 約6割が同業界からの転職
2021年度に正規職員(雇用期間に定めがない職員)のうち中途の採用活動を実施した施設では、そのうち89.9%が採用できていました。2021年度の中途採用者数は「3人以上6人未満」の施設が33.5%と最も多く、1施設当たりの平均採用者数は6.17人でした。中途採用者の前職は61.6%が介護業界で、その他の業界からの転職は20.3%でした。
募集する際に使用した媒体・経路は96.6%が 「ハローワーク」と回答。「法人・施設ホームページ」「職員からの紹介」と続きました。そのうち採用に結びつく効果のあったものについて、1~3位まで順位づけをしてもらったところ、最も多くの施設が1位として挙げたのは「ハローワーク」でした。
独立行政法人 福祉医療機構「2022 年度特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善に関する調査について」
【関連トピックス】
最新データで見る特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善実態(1)人材紹介会社の利用
最新データで見る特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善実態(2)人員不足の状況
最新データで見る特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善実態(3)不足人員への対応策
最新データで見る特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善実態(4)退職者の状況
最新データで見る特別養護老人ホームの人材確保および処遇改善実態(5)新卒採用の状況
【関連資料】