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相談内容と回答例を掲載します。
写真を利用した相談事例
介護施設担当者 Sさん
お世話になっております。皮疹の状態を診ていただきたい方がいます。
73歳男性、胃ろうの方です。今日、午後入浴した後、下肢に軽度の膨隆疹と縁取りのある湿疹(地図状とも違うような感じがします。)が出ています。左前腕内側や右肘にも出ているようです。痒みはなく、内服薬や胃ろうなどの変更はしていません。どう対応すればよいでしょうか?写真送ります。
ドクターメイト 医師A
ご相談ありがとうございます!
一般的に膨疹というと蕁麻疹の症状であることが多いですね。
1日で皮疹が消えたり、位置が変化するというのであれば蕁麻疹の可能性が高くなります。
蕁麻疹は一般的に痒みを伴うことが多いのですが、高齢の方だとかゆみを訴えが少ない方もいます。
もし、蕁麻疹で痒みが出てきた場合には、少し冷やしてあげると痒みが軽くなることが多いです。
あと、蕁麻疹が出ているときは強くこすったりするとその場所に症状が出ることがあるので、ソフトに対応するといいと思います。
・蕁麻疹の治療は抗ヒスタミン薬という薬を使用します。
具体的な薬剤名としてはアレグラ、タリオン、アレジオン、ザイザル、アレロックなどですね。
注意点として、基本的に蕁麻疹には塗り薬は効きません。
・蕁麻疹を考えた場合には、意識がいつもと比べて朦朧としていないか、息苦しさがないかどうか、腹痛がないかどうかを確認することをお勧めします。
頻度は多くありませんが、血圧が下がったり、粘膜がむくんだりする全身症状が出ることがあります。その時は緊急対応が必要です。
しばらくすれば症状がでなくなるのが大抵ですが、あまり症状が続く場合にはまたご相談下さいね。
・湿疹に対してはステロイドの軟膏を塗る治療を行うのが一般的です。
体の部位によって使用するステロイド軟膏の強さが変わります。
1日2回、ティッシュが1枚付くか付かないかといった具合の量で塗るのが適量です。
疑問があったらいつでも対応いたしますので、お気軽にご質問くださいね。
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