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介護の「週休3日制」そのメリット・デメリットは?<daily news pickup 12月12日>

宮城県が県内事業所を対象に支援 今年度は9事業所が参加

宮城県では2020年度から県内の介護事業者に対し「週休3日制」の導入を支援する「介護職働き方改革応援宣言プロジェクト事業」を進めています。

令和3年度では、特別養護老人ホーム「ルグネット宮野」(栗原市)、介護老人保健施設「春風のころ」(仙台市)、有料老人ホーム「白鳥苑」(栗原市)、認知症対応型共同生活介護「グループホームコスモス八乙女」(仙台市)、「グループホームエムズ赤坂」(仙台市)、小規模多機能型居宅介護「コスモス松陵マルチケア」(仙台市)、短期入所生活介護「ショートステイコスモス南光台」(仙台市)が導入。令和4年度でも9つの事業所が参加しています。

令和2年度に参加した5事業所に対するアンケートでは、追加ユニットでの導入など法人内で広がりを見せる事業所がある一方で,「当日欠勤者の対応が難しい」などの課題が出てきています。

宮城県長寿社会政策課資料より

週休3日制の導入には、職員の業務負荷軽減やサービスの質向上が期待される一方、組織・人員体制の見直しや就業規則の見直しなど膨大な手続きが必要です。中長期的にこうした働き方改革を進めながらも、職場・労働環境の改善などの短期間で行える施策も同時にすすめていくことが重要です。

宮城県「介護職働き方改革応援宣言プロジェクト事業」

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