第26回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会で報告された介護事故のリスクマネジメントに関する実態調査結果を解説するシリーズ。3回目は介護事故防止のための研修実態について。
介護事故防止のための入職時研修がある施設は、特養で82.8%、老健で75.9%でした。研修の講師は特養および老健では介護主任がそれぞれ43.4%、45.3%と最も割合が高くなりました。介護事故防止のための研修の実施に対する課題として、「研修時間を確保することや日時の調整が困難」「職員の理解度に差がある」「研修の講師を行う職員の負担が大きい」などが挙がりました。
厚生労働省 第26回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会(Web会議)資料「介護保険施設のリスクマネジメントに関する調査研究事業(結果概要)(案)」
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