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施設職員の喫煙率約17% 「イライラ」「集中力低下」など業務への影響も~喫煙事情調査 施設従業員編~

「介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン」が、介護施設の従業員583名を対象に喫煙実態調査を実施しました。 

喫煙率・加熱式タバコ利用率 平均よりやや高く

介護施設に現在または過去に勤務した従業員583名のうち、16.98%が「現在喫煙している」と回答しました。これは2023年厚労省調査で報告された成人喫煙率15.7%を1ポイントほど上回っています。また、加熱式と紙巻の割合は1:1、半数以上が1日6本以上喫煙している、という結果になりました。

勤務時間中の喫煙 半数弱が車内や公園など施設敷地外で

勤務施設の喫煙環境については、約3割の施設が実質的に“全面禁煙”の状態でした。また、喫煙者の内80.8%が実際に勤務中に1回以上喫煙。その場所については「施設内の決められた場所」は56%にとどまり、残りは「車内」や「公園」など独自の場所で喫煙している実態が明らかになりました。

喫煙環境が無いことで起こるリスク

喫煙環境が整っていないことで生じるリスクについて自由解答からお伝えします。

パフォーマンス・モチベーションの低下
「当然イライラしてしまう」(45歳 女性)
「ストレスに押しつぶされそうになる」(40歳 女性)
「集中力が散漫になる」(32歳 男性)
「喫煙しないとめまいがして立っていられなくなり、仕事に差し支える」(60歳 男性)

「吸うひと」「吸わない人」の関係
「臭いが気になるという声が職員と入居者の両方から上がる」(45歳 男性)
「タバコの煙が室内に入ってくる」(53歳 男性)
「吸っていない人との休憩時間問題。ずるい・ずるくないのお互い言い分有り」(42歳 女性)

”隠れ喫煙”問題
「喫煙場所がないので隠れて吸っている職員がいる」(57歳 男性)
「吸いたい人は建物の陰に隠れるように吸っているし、灰皿がないので下に吸い殻が落ちてるから掃除する人は大変」(62歳 女性)
「本来吸ってはいけない場所から吸い殻が見つかって問題になったことがある」(55歳 女性)

調査結果について、同研究所の大橋編集長は

「喫煙ニーズに対し「施設の喫煙環境は十分に整備されていない」ことが明らかになった。重要なのは、「健康増進法」に則りながらも、喫煙を「許す」「禁止する」ではなく、「どう管理するか」という視点ではないだろうか」と分析しています。

といった声もあり、家族自身が理想と現実の間で揺れている様子も顔を覗かせる結果となりました。

出典:介護施設の喫煙事情を徹底調査【1】|喫煙する従業員の7割に勤務先での喫煙ニーズあり。環境整備の現状は?(介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン)

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