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特養における介護職員・人材確保の状況は(1)採用・離職状況<daily news pickup 1月4日>

東京都高齢者福祉施設協議会の人材対策委員会が、2022年12月に東京都内の特養を対象(有効回答施設数302)に令和3年度の採用・人材確保状況をまとめた「特養における介護職員・人材確保状況に関する報告書」を公表しました。その内容を2回にわたりご紹介します。1回目は採用・離職状況について。

東京都の特養302施設における人材確保状況は

令和3年度中に新卒を採用した施設は44.37%、平均2.15人の新卒者を採用していました。また、中途採用を行った施設は78.84%で新卒よりも高い結果となりました。

介護職員の離職率の全体平均は10.86%。正規職員の離職率は11.85%となり、ユニット型では、正規・非正規ともに離職率が13%を超える結果となりました。

東京都高齢者福祉施設協議会 人材対策委員会「特養における介護職員・人材確保状況に関する報告書」をもとにドクターメイトで作成

半数以上の施設が新卒を採用できておらず、派遣職員に頼らざるを得ない状況が伺えます。後編では、派遣職員費がどのくらい人件費を圧迫しているかについて解説していきます。

東京都高齢者福祉施設協議会 人材対策委員会「特養における介護職員・人材確保状況に関する報告書」

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