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高齢者施設のクラスター件数 ピークを越えたものの年代別新規陽性者数は40代以降で増加傾向<daily news pickup 1月16日>

1月10日までの1週間で722件のクラスターが高齢者施設で発生

全国の高齢者施設における週次のクラスター発生件数について、1月10日までの1週間の件数が722件だったことを厚生労働省が報告しました。12月26日までの1週間の954件からはピークアウトしているものの、引き続き厳重な警戒と入念な感染対策が必要です。また同日、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードで報告されたデータによると、2023年1月に入り、20代の新規感染者数が大きく伸びているほか、40代以降の各世代において、前週(2022年12月25∼31日)よりも増加していました。

保健所別人口10万人当たり7日間累積新規陽性者数の推移では、
群馬県:藤岡保健福祉事務所 埼玉県:幸手保健所
千葉県:海匝保健所  石川県:石川中央保健所
岐阜県:関保健所 京都府:中丹西保健所
大阪府:守口保健所 兵庫県:洲本保健所
愛媛県:宇和島保健所 福岡県:久留米市保健所
宮崎県:日南保健所 鹿児島県:大口保健所
沖縄県:那覇市保健所 などで前週(2022年12月25∼31日)よりも新規陽性者数が大きく増加していました。

新型コロナとインフルエンザの同時流行にも警戒を

厚生労働省は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」第8.1版でも、2022∼2023シーズンはインフルエンザが流行する可能性がある、としており、発熱や呼吸器症状がみられた場合は、インフルエンザとコロナウイルスを同時に検査する場合もある、としています。高齢者施設においては、引き続き、感染防止策の徹底と医療体制の確保が求められます。

第113回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード「新規陽性者数の推移等」

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症 診療の手引き」第8.1版

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