
福祉医療機構が老人福祉施設または地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護を運営する3,709の社会福祉法人を対象に実施した「特別養護老人ホームの人材確保に関する調査」の調査結果を7回シリーズでお伝えします。第7回は介護助手の活用について。

65.9%の施設で介護助手を導入
介護助手を導入している施設は65.9%で、定員規模が大きいほど割合が増加。介護助手の平均雇用人数は4.9人で、そのうち「60歳以上」が2.9人ともっとも多くなりました。

介護助手の担当業務
介護助手の担当業務は、「清掃」「シーツ交換・ベッドメイキング」「洗濯」「施設内消毒」が多く挙がりました。

介護助手の配置による業務 負担が減ったという意見多く
業務の量・負担感は、 72.8% の施設が「減少した」と回答。介護サービスの質については、「変わらない」が52.5%である一方で、「向上した」と回答した施設も37.1%を占めました。

独立行政法人福祉医療機構「2024年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果」