
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが3月に公表した令和6年度介護報酬改定後の特養ならびに地域密着型特養の加算や経営に関する最新調査結果から、看護体制加算算定状況と夜間の看護体制について解説します。

看護体制加算 定員30人以上では60.3%が「(Ⅰ)ロ」を算定
令和6年9月の看護体制加算について、定員30人以上の施設では「(Ⅰ)ロ」が60.3%と最も多く、次いで「(Ⅱ)ロ」が42.9%でした。また、定員29人以下の施設では「(Ⅰ)イ」が71.3%と最も多く、次いで「(Ⅱ)イ」が51.3%でした。


夜間の看護体制 74%の特養で「オンコールに加え、駆けつけも」対応
夜間の看護体制について、「施設の看護職員が電話対応に加え、必要な場合には、駆けつけ対応をしている」が73.9%と最も多く、次いで「施設の看護職員が電話対応のみで対応している」が12.8%でした


三菱UFJリサーチ&コンサルティング「特別養護老人ホームにおけるサービス提供のあり方に関する調査研究事業」