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新型コロナ 診療の手引き 新たに「高齢者の管理」が追加<daily news pickup 2月14日>

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」の最新版となる第9.0版を公表、新たに「小児の管理」とともに「高齢者の管理」の項目を追加しました。

機能維持を目標とした適切なリハビリテーションも早期に実施すべき

手引きの「高齢者の管理」の項目では、高齢者における新型コロナウイルス感染症の特徴として、(1)併存疾患が多いこと(2)非典型的な症状があること(3)ときに炎症反応が強く出現すること の3点を挙げ、重症化するリスクが高いことに留意すべき、としています。さらに急性期の治療に加え、廃用予防や合併症予防といった機能維持を目標とした適切なリハビリテーションも治療と並行して早期に実施すること、消化器症状による摂食障害などから容易に脱水や栄養障害を来すこと、二次性細菌性および誤嚥性肺炎併発に対しても留意すべき、としています。

高齢者において特に留意すべき患者背景として、実際の年齢以上にフレイル(要介護の一歩手前の健康状態)は新型コロナウイルス感染症の経過中に進行しやすく、入院の長期化によって寝たきり状態となる可能性もあり、人工呼吸器からの離脱が困難となることもあるため、本人や家族の意思を確認して治療を選択する必要がある、としています。

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」第9.0版

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