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6割の特養で介護助手を導入も半数以上が60歳以上~特別養護老人ホームの人材確保(5)介護助手の活用

独立行政法人福祉医療機構 経営サポートセンター リサーチグループが公表した「2023年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果」(2023年10月27日(金)~11月24日(金)に実施、特養を運営する社会福祉法人769法人が回答)から、特養における、介護助手の活用の現状についてお伝えします。

介護助手の導入有無と平均雇用人数

介護助手を導入している施設は61.3%で、定員規模が大きいほど割合が増加しています。また、介護助手の平均雇用人数は4.8人で、そのうち「60歳以上」が3.1人を占めています。介護助手の担当業務については、「清掃・シーツ交換・洗濯・施設内消毒」が多く見られ、介護助手の導入・未導入施設の比較では、委託割合には大きな違いは見られないものの、「その他職種」の担当業務に大きな差が見られています。

独立行政法人福祉医療機構 「2023年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果」より

介護助手の配置による業務の変化

業務の量・負担感については、72.0%の施設が「減少した」と回答したものの、介護サービスの質については約半数の施設が「変わらない」と回答しています。

独立行政法人福祉医療機構 「2023年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果」より

独立行政法人福祉医療機構 「2023年度 特別養護老人ホームの人材確保に関する調査結果」 「2023 年度特別養護老人ホームの人材確保に関する調査について」

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